結婚してからの「自分らしさ」の守り方

「結婚してから、自分の時間が減った気がする」「パートナーや家庭に合わせすぎて、素の自分がわからなくなった」

そんな風に感じたことはありませんか?

結婚とは、ふたりで支え合いながら生活を築いていくもの。でもその中で、自分を犠牲にしすぎると、いつしか“自分らしさ”が見えなくなることも。

この記事では、結婚生活の中で自分らしさを守る方法について、現実的な視点から解説します。

「自分らしさ」とは何か?

ここで言う“自分らしさ”とは、自分が大切にしたい価値観や、生き方の軸のこと。

たとえば:

  • 一人の時間を持つこと
  • 仕事や趣味にやりがいを感じること
  • 友人関係や家族とのつながりを大事にすること
  • 自分らしい服装や言葉、生活スタイル

結婚しても、これらをゼロにする必要はありません

結婚生活で自分を見失いやすい理由

  • パートナーに合わせることが“愛”だと思い込んでしまう
  • 家庭優先の生活で、時間も心も余裕がなくなる
  • 「結婚したんだから仕方ない」と諦めてしまう

これらの背景には、“良い妻・夫でいなければならない”というプレッシャーや、周囲からの期待があることも。

自分らしさを守るための5つの習慣

1. 「ひとり時間」を意識して確保する

毎日30分でも構いません。誰にも気を使わず、自分だけの時間を持つことで、心がリセットされます。

読書、散歩、音楽、瞑想――どんな形でもOK。

2. パートナーに「こういう私も大切」と伝える

「ひとりで考える時間が必要なんだ」「仕事にも情熱を持っているんだ」と、自分の大切な価値観を相手に伝えることが、自分らしさを守る第一歩です。

3. 結婚前の習慣や人間関係を途切れさせない

学生時代の友人、趣味仲間、好きだった場所――“昔の自分”とつながる時間は、あなたの軸を思い出させてくれます。

4. 「完璧な配偶者」になろうとしない

すべてをこなそうとするほど、自分を見失いやすくなります。

「できないこともある」「今日は休む」と自分にOKを出すことも、自分らしさを保つためには大切です。

5. 自分の目標を持ち続ける

将来こうなりたい、これをやってみたい――個人としての目標を持つことで、自分の人生を主体的に歩む意識が保たれます。

夫婦で「個」を尊重する関係へ

結婚は「ひとつになる」ことではなく、「ふたりが並んで歩いていく」こと

お互いに違う個性を持っていて当然。その違いを認め合い、尊重し合える関係が、“依存”ではなく“自立した愛”を育てていきます。

まとめ

結婚しても、自分らしさを捨てなくていい。むしろ、自分を大切にしている人ほど、相手も大切にできるのです。

夫婦でいる時間と、自分でいられる時間――そのバランスを意識しながら、ふたりの関係を育てていきましょう

「私ってこうだったな」と思い出せる瞬間を、日々の中に少しずつ増やしていくこと。それが、自分も相手も大切にできる結婚生活の第一歩です。